<リオ五輪:卓球>◇9日◇男子シングルス準々決勝
水谷隼(27=ビーコンラボ)が4-2でマルコス・フレイタス(ポルトガル)を破り、日本男子初となるベスト4進出を果たした。日本時間11日夜の準決勝では、馬龍(中国)-アルナ・カドリ(ナイジェリア)の勝者と対戦する。
水谷は第1ゲームを11-4で先取。第2ゲームは9-11で落としタイにされたが、第3ゲームを11-3、第4ゲームを11-8と連取。第5ゲームはジュースの末に落としたものの、第6ゲームは開始から5ポイントを連取。11-2と圧倒し、勝利をものにした。
「もっと簡単に勝てたんじゃないかと思います。持っている力を出しきってメダルを獲得したい。今の調子ならメダルを獲得できると信じている。ここまできたら優勝したい」と話した。
水谷は今大会で第4シードを確保。準決勝まで中国の2強と対戦しない組み合わせとなった。五輪では3位決定戦を実施して銅メダルを決める。