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世界卓球を終えて…

2016-03-07  2:43 PM

中国に挑んだ男子団体決勝。3番大島が1ゲームを奪ったが、結果としては中国という壁に跳ね返された。中国選手のプレーは極めてシンプル、決勝という大舞台でもブレることはなかった。許シンのループドライブ、馬龍の台上テクニック、そして張継科のチキータとバック対バックの攻防。相手を縛り付け、コントロールしてしまうだけの基礎レベルの高さがある。決勝後の記者会見で、日本男子の倉嶋洋介監督は次のように語った。

「中国選手のドライブは、慣れるのに時間がかかってしまう。それに対応できなかった。あのドライブの対策はしんどいですね。水谷も相手ボールに慣れるまで時間がかかった。どこに打ってもカウンターされていたので、台上勝負で優位に立つとか、自分で先手を取って厳しいボールを送ることができなければ、先に打たれたら苦しい、つないだボールを打たれると苦しい。

水谷は前でブロックできないので、後ろでしのいで打ち合うしかないけど、後ろでも難しかった。中国選手を崩すにはサービス・レシーブで先手を取ったり、優位に立たないといけない。ラリーだけでは難しい。

吉村はああいう歓声に慣れていないので、集中しきれない部分があったし、音がうるさすぎてサービスのタイミングがわからなかった。相手は世界チャンピオンなので、どこまでできるか期待したけど、思うように試合をさせてくれない。相手が素晴らしかった。

大島はいつもあのくらいの試合はする。準決勝から決勝まで自分をコントロールして試合ができたので、そこは評価したい。吉村、大島は普段はこういう経験はできないので、これをきっかけに大きく飛躍してほしい。オーダーは選手と相談しながら決めました。

39年ぶりの決勝進出は非常に素晴らしいし、選手は頑張ってくれました。でも、今は試合が終わったばかりで、悔しい気持ちと、中国に対して「今後どのようにやっていったらいいんだろう」という複雑な気持ちです。もっとタフな試合を経験していかなければいけない。あとは中国のドライブ対策と、カウンターを打たれるので、それをブロックするのか、もう一回それをカウンターするのかという高い技術力は要求されますね」(倉嶋監督)